サービス・メンテナンス

浸水に係る不具合

雨漏れは嫌な事柄です。長期に放置すると他の不具合にもつながりかねません。
数件症例が見られる事柄をご紹介しますので不安がある場合は対応ください。

外部コンセントからの浸水

外部コンセントの蓋を開けた時に水がこぼれる状況だったり、ボックス内部に水面が出来た痕跡の汚れ等がある場合は可能性があります。
外部コンセントのボックスは本来排水される構造ですが、泥等の堆積で排水出来なくなり水が溜まってしまう事があります。
ボックス内を掃除するとか、排水ミゾを削って大きくする等の対処があります。

ジル系ハチマキからの浸水

ハチマキになっている部位は合わせ構造となっており本来は浸水しないのですが何かの都合で浸水し、冬季凍結等を起こすと亀裂が広がってしまい、内部に水をひきこんでしまう場合があります。
現行モデルはハチマキ下部に水抜き用の穴を開けて対処しております。

ソーラベントからの浸水

太陽電池を内蔵して室内換気を行う便利装備ですが、前期部品の中で一部雨天時に雨漏れを起こすケースがありました。
本体中央のクリアカバーの周囲より侵入した水が室内にこぼれてくる模様です。
不具合が有る場合は販売店にご相談ください。

作業不手際も含め全般に

手作りであるが故という訳でも無いのですが、取付時に注意していてもシール切れが起こり浸水の引き金を引いてしまう事があります。
その多くはルーフベントや窓など取付物をしている部位です。
浸水が起きた場合、直下に水が溜まる場合と伝わって溜まる場合があるので、十分な観察が必要です。
不具合箇所が見つかりましたらシーリング処理をします。弊社ではシリコンコーキングを主に使って居ます。
施工時は面施工(接触面に挟み込み)していますので通常の使用ならば車を使い続ける間に追加作業は必要ないと思いますが、取付上部からシールする場合は紫外線劣化を伴うため2年前後での塗り直しが必要になります。
雨漏れではないのですが、洗車等でホースの水を掛ける場合注意が必要です。
冷蔵庫の放熱ルーバー/レンジフードの排気口/ルーフベントの脇/ソーラーベントなどは直接散水すると乗り越えて室内に溢れ出る可能性があります。
少し離して散水してください。